2023 年 1 月 1 日より、ワシントン州の家族・医療給付プログラムにおける保険料率が、2022年の 0.6% から 0.8% に上昇します。また、雇用主および従業員の保険料負担率が、2022 年の 26.78% および 73.22% から、それぞれ 27.24% および 72.76% に若干変更されます。
従業員数が 50 名未満の雇用主の場合、引き続き雇用主の保険料負担分は免除されますが、継続してチップを除いた総賃金支払額を、ワシントン州雇用安定局(Employment Security Department。以下「ESD」)へ報告する必要があります。雇用主は、従業員負担分を全額賃金から控除するか、またはその一部もしくは全部の代替負担を選択することが可能です。賃金からの保険料控除限度額は、社会保障料控除限度額と同様で、2023 年は 160,020 ドルです。支払済の保険料が保険控除限度額に達した場合、雇用主は保険料の徴収は停止するものの、賃金は継続して ESD へ報告する必要があります。
自社プランにより家族・医療休暇給付を提供する雇用主においては、異なる計算式が該当する場合があります。自社プランに関する情報は、ESD のウェブサイトpaidleave.wa.gov/voluntary-plans をご確認ください。
雇用主は、家族・医療給付プログラムについて、通常職場で雇用関係のお知らせを掲示する目立った場所に掲示し、従業員に通知する必要があります。2023 年用のポスターは、以下 ESD ウェブサイトへのリンクから入手可能です。
【ご参考リンク】
- Your role and responsibility – WA Employment Security Department
- ワシントン州家族・医療休暇給付に関する法律、2019年より施行
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