ワシントン州競業避止に関する法律 – 2021年報酬基準額改定

2020-12-13

本年 1 月 1 日、ワシントン州競業避止に関する法律(RCW 49.62, Noncompetition Covenants)が施行されました。同法に基づき、ワシントン州労働産業局は、従業員および独立請負業者(independent contractor)の年間報酬基準額を、物価の上昇に合わせて毎年調整します。この金額は、労働者に対する競業避止義務の適用可否を判断する基準額となります。

雇用主が労働者に競業避止義務を課す場合、2020 年においては、従業員は年間給与額が 100,000 ドル超、独立請負業者は年間報酬額が 250,000 ドル超であることが求められました。2021 年には、これらの基準額が、従業員の場合は 101,390 ドル、独立請負業者の場合は 253,475 ドルに引き上げられます(ご参考リンク)。

雇用主には、競業避止義務を負う従業員および独立請負業者の年間報酬額を、2021 年の基準額と照らし合わせて確認することが勧められます。

【ご参考記事】ワシントン州競業避止に関する法律、2020 年より施行開始

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