ワシントン州長期介護プログラム(WA Cares)更新情報 – 2023 年 7 月保険料徴収開始

2022-12-24

2019年に制定されたワシントン州長期サービス支援信託法に基づく介護プログラム(WA Cares)は、ワシントン州の従業員に対し、手頃な長期介護給付を提供することを目的としています。2021 年 12 月、プログラム向上に必要な調整を行うため、同法に基づく保険料徴収が延期されました。2022 年 1 月 27 日、同法を修正する法案第 1732 号および第 1733 号が、ワシントン州インスリー知事により署名され、主に次のとおり修正されました。

【賃金控除および報告】

  • 2023 年 7 月 1 日より、雇用主は WA Cares の保険料を賃金控除により徴収します。また、2023 年 10 月から、ワシントン州雇用安定局(Employment Security Department。以下「ESD」)へ、従業員の賃金および就労時間を四半期毎に報告します。
  • 同プログラムに基づく支給金は、2026 年 7 月 1 日から受給可能です。

WA Cares 適用除外申請】

  • WA Cares から永久に適用除外されるための申請期限は、これまで通り 2022 年 12 月 31 日です。当該申請の条件として、従業員は、別途第三者が提供する長期介護保険を 2021 年 11 月 1 日までに加入している必要があります。
  • 従業員が、既に WA Cares 適用除外申請を行い、ESD により承認された場合、当該適用除外は現在も有効です。
  • 2023 年 1 月 1 日以降、軍務による障害を 70% 以上負った退役軍人は、WA Cares からの永久的な適用除外を申請できます。
  • 2023 年 1 月 1 日以降、次の条件が該当する従業員は、WA Cares から条件付きで適用除外を申請することができます。
    • ワシントン州外に居住し、かつ同州で勤務する従業員
    • 現役軍人の配偶者または登録済パートナー
    • ワシントン州において、一時的に非移民ビザで就労する従業員
  • 従業員が、以下に列挙する理由により、WA Cares 適用除外の資格を失う場合、ESD および雇用主に対し、90 日以内に通知する必要があります。通知を怠った場合、当該従業員は、永久に WA Cares の給付金を受給できなくなります。
    • 従業員の配偶者または登録済パートナーが、除隊または兵役から離れた場合
    • 現役軍人との離婚または登録パートナーシップの解消
    • 従業員が一時的な非移民就労ビザを有せず、永住権または米国籍を得た場合
    • ワシントン州居住者となった場合

【その他変更事項】  

修正法には、以下の追加・変更も含まれます。

  • [新規追加]2026 年 7 月 1 日以降、誕生日が 1968 年 1 月 1 日より前(故に、引退・退職間近)で、かつ保険料を最低 1 年間支払った(しかし期間の要件を満たさない)従業員は、毎年の保険料支払額に見合った支給金全額の 10% を受給することができます。
  • 2023 年 7 月 1 日以降(2022 年 1 月 1 日から変更)、自営業者(個人事業主、独立請負業者、パートナー、合弁事業者を含む)は、同法の適用を受けることを選択することができます。その場合、2026 年 1 月 1 日まで(2025 年 1 月 1 日から変更)、または自営業者となってから 3 年以内に選択する必要があります。

【ご参考リンク】2022年ワシントン州長期介護プログラム

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